栄徳寺について
元禄元年(1688年)江南区沢海大榮寺五世月桂快圓大和尚により天野に創建された。
その後、信濃川の水害で鵜ノ子に移ったが、この地も低湿地帯のため、南場五左エ門、吉左エ門の寄進により現在の日水に移築された。
明治期の火災により本堂並びに諸堂一切を消失したため、それ以前の詳しい記録は残っていない。
平成十七年に本堂を新築
平成三十年に合同永代供養墓を建立
宗派 | 曹洞宗(そうとうしゅう) |
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山号 | 松寿山(しょうじゅざん) |
寺名 | 栄徳寺(えいとくじ) |
本尊 | 釈迦牟尼仏 |
開山 | 大栄寺五世 月桂快圓大和尚 |
開創年代 | 元禄元年(1688年) |
曹洞宗とは
概要
今から800年ほど前の鎌倉時代に、「道元禅師」が正伝の仏法を中国から日本に伝え、「瑩山禅師」が全国に広められ、「曹洞宗」の礎を築かれました。このお二方を両祖と申し上げ、ご本尊「釈迦牟尼仏(お釈迦さま)」と共に、「一仏両祖」として仰ぎます。
宗旨
お釈迦さまより歴代の祖師方によって相続されてきた「正伝の仏法」を依りどころとする宗派です。それは坐禅の教えを依りどころにしており、坐禅の実践によって得る身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚することにあります。そして坐禅の精神による行住坐臥(「行」とは歩くこと、「住」とはとどまること、「坐」とは坐ること、「臥」とは寝ることで、生活すべてを指します。)の生活に安住し、お互いに安らかでおだやかな日々を送ることに、人間として生まれてきたこの世に価値を見いだしていこうというのです。
曹洞宗には、両大本山といって、本山が二つあります。
永平寺 (開山 道元禅師 福井県吉田郡)
總持寺 (開山 瑩山禅師 横浜市鶴見区)
本堂
平成十七年十月に落慶
正面に釈迦如来、摩訶迦葉尊者、阿難陀尊者。左右には招宝七郎大権修利菩薩、達磨大師をお祀りしています。
冷暖房完備