年 間 行 持
1月 | 元旦 | 大般若祈祷 |
2月 | ||
3月 | 15日 | 涅槃会(お釈迦様の命日) |
春分の日 | 彼岸法要 栄徳寺護持会総会 | |
4月 | 稲荷春季大祭 | |
5月 | 8日 | 降誕会(お釈迦様の誕生日) |
6月 | ||
7月 | ||
8月 | 1・7日 | 先祖供養(施食供養) |
13日 | みたま参り | |
14~16日 | 棚経参り | |
9月 | 秋分の日 | 秋彼岸 |
10月 | 28日 | 稲荷秋季大祭 開山忌・合同年回供養 |
11月 | ||
12月 | 8日 | 成道会(お釈迦様が悟りを開いた日) |
「行事」ではなく『行持』の字を使うのか?
一般的に使われている「事」の行事の意味は「恒例として日を定め取り行う催し」とあります。
しかし、私たちが使っている『持』の行持は、『行』が仏行(修行)のことで、『持』が護持、持続のこと。つまり、修行の始まりや終わりの区切りなく永続的に行う意味です。
正法眼蔵に行持の巻では、次のように始まります。
仏祖の大道、かならず無上の行持あり、道環して断絶せず。発心修行、菩提涅槃、しばらくの間隙あらず、行持道環なり。
仏祖の大道には、必ず無上の行持(修行の持続)があり、それは循環して絶えることがない。仏道に発心し、仏道を修行し、仏道を悟り、仏道を成就する、これらのことが、少しの間隙もなく循環して修行が持続される。
そして正法眼蔵行持の巻は全2巻分でお釈迦様から祖師方の行跡が書かれています。
行持のことを考えると修業時代聞いた「一時間仏の行を真似てれば一時間仏、一日仏の行を真似れば一日仏、一生かけて仏の行を真似ればそれは仏」と言う言葉を思い出します。行うことだけが目的にならぬよう日々修行を続けていきたいと思うしだいです。